カテゴリー:
Git BASH
閲覧数:471 配信日:2020-06-02 08:35
ブランチ
ブランチを切らなくても常に使用している
ブランチ(枝分かれ)という言葉から、ブランチを切らないと使用することにはならない、と思っていたが間違い
必須
わざわざブランチを切らなくても、常に何れかのブランチで作業することになる
デフォルトは「master」ブランチ
作業ディレクトリ内へ、Gitの(空の)ローカルリポジトリを作成する
git init
→ 実行すると、これ以降は「master」ブランチで作業することになるmaster ブランチ
一番最初に自動的に作成されるブランチ
現在のブランチ名を確認するためには?
$ git status
On branch master
Your branch is up to date with 'origin/master'.
nothing to commit, working tree clean
ブランチマスター上
あなたのブランチは 'origin / master'で最新です。
コミットするものは何もない、作業ツリーはクリーン
ブランチは2種類
リモートブランチ
・リモートリポジトリで共有されているブランチ
・リモートリポジトリにある
・「master」「sample」など
ローカルブランチ
・ローカルリポジトリにあるブランチ
・「master」「sample」など
ローカルリポジトリにあるローカルブランチは、さらに2種類に分かれる
リモート追跡ブランチ
・別名。「リモートトラッキングブランチ」「remote-tracking branch」
・リモートブランチの状態を監視するためのブランチ
・「リモートブランチ」の変更に追従し、「ローカルブランチ」と「リモートブランチ」を結びつける役割を果たす
・「git fetch」もしくは「git pull」を実行すると、「origin/master」が自動的に更新される
・常に直接リモート側を見ているわけではない
・例。「origin/master」は「リモートリポジトリ origin の master ブランチ」を追跡しているリモート追跡ブランチである
追跡ブランチ
・別名。「作業ブランチ」「トラッキングブランチ」「tracking branch」
・自分専用の作業用ブランチ
・「master」は、「origin/master」を追跡 (tracking) している
・「git pull」を実行すると、「master」は自動的に更新される
・「git fetch」を実行しても、「master」は自動的に更新されない。mergeが必要
一覧表
ブランチ名例1 | ブランチ名例2 | ブランチの種類(場所) | ブランチの種類 | ブランチの種類(階層) | リポジトリの種類 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|---|
master | sample | リモートブランチ | - | - | リモートリポジトリ | サ-バー |
- | - | - | - | - | - | ↑↓ |
origin/master | origin/sample | ローカルブランチ | リモート追跡ブランチ | (下のローカルブランチから見て)上流ブランチ(に該当する) | ローカルリポジトリ | ローカル |
master | sample | ローカルブランチ | 追跡ブランチ | 作業ブランチ | ローカルリポジトリ | ローカル |